データインサイト
GPT-5とGPT-4は、いずれもベンチマークで前世代から大きく飛躍した
GPT-4は登場時、GPT-3からの段違いの進歩と広く受け止められ、学習計算量を拡大することで大きな成果が得られることを示した。GPT-5への反応は、それよりも賛否が分かれたと言えるだろう。それでもGPT-5は、いくつかの注目すべき能力ベンチマークでGPT-4を大きく上回っている。これは、GPT-4が当時よく引用されたベンチマークでGPT-3から前進したのと同様である。これらの伸びを直接比較することはできないが、GPT-5とGPT-4がいずれも前世代から大きく前進したことはうかがえる。
ただし、両世代の大きな違いの1つはリリースの頻度である。OpenAIはGPT-3からGPT-4までの間、大きな更新を比較的少数しかリリースしなかった(最も目立つのはGPT-3.5)。これに対し、GPT-4からGPT-5までの間には、フロンティアAI企業各社が多くの中間モデルをリリースした。能力の伸びが多数のリリースに分散したことで、一度の劇的な飛躍という印象が薄れたのかもしれない。
このグラフについて詳しく
GPT-4からGPT-5への進歩を位置づけるため、GPT-4から5へのベンチマークの伸びを、GPT-3から4への伸びと比較した。AIの長期的な進歩を測る客観的な単一の尺度は存在しないが、GPT-4とGPT-5のいずれについても、それぞれの時期に注目されていたベンチマークで劇的な向上が見られる。
データ(原文・英語)
- GPTシリーズのベンチマーク成績 CSV・Epoch AI