データインサイト
AIブームにより、米国GDPに占める計算インフラの割合は倍増した
2023年に始まったAIインフラのブームにより、米国GDPのうち計算インフラに帰属する割合は2倍超になった。AI関連のデータセンター建設、計算用ハードウェア、ネットワーク機器への投資は、2026年第1四半期に米国GDPの約0.8%を占め、計算インフラ全体の割合を、2015〜2022年平均の約0.7%からGDPの約1.5%へと押し上げた。AIインフラはいまや、米国の民間投資の伸びをけん引する最大の要因となっている。
この指標は民間投資を対象としており、米国外での建設は、米国に本社を置く企業によるものであっても含まない。
このグラフについて詳しく
データセンターのコストに関するデータインサイトで示したとおり、コストの三大要素はサーバー、施設、ネットワーク基盤である。これらの区分への支出の伸びは、いまや米国GDPの無視できない構成要素になっている。この3つの区分それぞれについて、データセンター建設に向けた米国内の投資を次のように近似した。
- コンピューターおよび周辺機器への支出のうち、トレンドを上回る部分(米国経済分析局、BEA)
- データセンター建設への支出(米国国勢調査局)
- ネットワーク機器への支出(独自推定)
可能な場合は国の経済統計を用いている。ネットワーク機器は、通信機器の投資系列に占める割合がまだ小さすぎて、コンピューターおよび周辺機器の系列ほど明確な成長のシグナルを得られないため、市場調査にもとづいて独自に推定した。
データ(原文・英語)
- 米国GDPに占めるデータセンター建設関連投資の割合(四半期) CSV・Epoch AI