データインサイト
AIデータセンターの消費電力のうち、GPUが占めるのは約40%である
GPUはフロンティアAIデータセンターで行われる処理の中核だが、この先端チップが使う電力は、ピーク稼働時の総消費電力の約40%にすぎない。残りのエネルギーの多くは、電力の非効率、冷却、そしてデータセンター内のチップ間の相互接続に使われる。
典型的なフロンティアAIデータセンターでは、サーバー全体の電力はGPU単体の電力の1.53倍である。IT機器全体はサーバーの1.14倍の電力を使い、その差分はサーバー間ネットワークなどに消費される。施設全体で見ると、冷却、照明、電力変換の損失によって、さらに1.4倍のオーバーヘッドが加わる。
このグラフについて詳しく
フロンティアAIデータセンター内の電力使用を、入れ子になった次の区分に分け、それぞれが占める割合を推定した。
- GPU
- サーバー(GPUに加え、サーバー内のCPU、相互接続、ストレージなど)
- IT機器全体(上記すべてに加え、サーバー間スイッチ、管理ノードなど)
- 施設全体の電力(照明、冷却、電力の非効率などによる追加の電力使用を含む)
すべての計算は、ピーク稼働時のデータセンターを前提としている。
データ(原文・英語)
- AIデータセンターの階層別消費電力 CSV・Epoch AI