データインサイト
注目の高まりのなかでClaudeの利用は40%超増えたが、依然としてChatGPTに大きく後れを取っている
過去1週間にClaudeを使った米国成人の割合は、2026年3月上旬の3.0%から4月上旬には4.3%に上昇した。この短い期間に明確な上昇傾向を示したAIサービスはClaudeだけだが、その割合はChatGPT(30%)をはじめとする他のいくつかのサービスを大きく下回っている。調査ではClaudeの利用が増えた原因は調べていないが、時期としては、米国政府との公の対立や企業での導入の拡大があった期間と重なっている。
数値はEpoch AI/Ipsos調査の3回の調査にもとづく。対象は最初の2回がそれぞれ米国成人2,000人、最後の1回が1,000人である。参加者には、過去1週間に使ったAIサービス(あれば)を答えてもらった。回答者は、調査が米国の人口を代表するよう無作為に募集されており、結果には、社会経済的地位の低い人々など、標本に表れにくい集団をよりよく反映するよう重み付けをしている。
このグラフについて詳しく
2026年3月と4月にEpoch AIとIpsosが米国成人を対象に実施した3回の調査で、Claudeの利用率がどう変化したかを調べた。各回について、過去1週間にClaudeを使ったと答えた成人の割合を推定したところ、3.0%(90%信頼区間:2.4%〜3.6%)、4.4%(90%信頼区間:3.7%〜5.2%)、4.3%(90%信頼区間:3.4%〜5.4%)となった。
時間的なトレンドの有無は、利用の対数オッズに重み付き線形モデルを当てはめて検定した。この設定のもとで、この期間に統計的に有意な上昇傾向を示したのは、調査対象のAIサービスのうちClaudeだけだった(p = 0.0448、片側検定)。
データ(原文・英語)
- Claudeの利用率の上昇 CSV・Epoch AI