データインサイト
最先端のAIスーパーコンピューターの取得コストは13か月ごとに倍増している
AIスーパーコンピューターはますます高額になっている。2019年以降、最先端のスーパーコンピューターの計算ハードウェアのコストは年1.9倍のペースで増えてきた。2022年6月時点で最も高額なクラスターはオークリッジ国立研究所のFrontierで、報告されたコストは2億ドルだった。その3年後の2025年6月時点では、最も高額なスーパーコンピューターはxAIのColossusで、70億ドル超のハードウェアを使っていると推定される。
このグラフについて詳しく
データはEpochのAIスーパーコンピューター・データセットによる。このデータセットは、AI専用のアクセラレータを備えた728台のスーパーコンピューターについて、2010年から現在までの情報を収集したものである。推定では、これらのスーパーコンピューターは、2025年以前に生産されたすべてのAIチップの約10〜20%(性能ベース)を占める。現代のAIの学習に最も関係が深いことから、2019年以降に稼働を始めた502台のAIスーパーコンピューターを対象にした。
コストの数値が明示的に報告されていない場合は、データセンターのコストを次のように推定した。まずチップの数量と公開されている価格情報からハードウェアのコストを推定し、そのうえで、ネットワークスイッチやCPUなどの追加ハードウェアの想定コストを加えている。なお、発電やデータセンター建設のコストは含めていない。コストの数値はすべて、2025年1月のドルにインフレ調整している。
データについての詳細は、スーパーコンピューターのデータセットを説明し主要なトレンドを分析したPilzらの論文と、データセットの説明文書を参照。
データ(原文・英語)
- AIスーパーコンピューター(GPUクラスター)データセット CSV・Epoch AI