ベンチマーク

ARC-AGI-2

原文:ARC-AGI-2

ARC-AGIのより難しい後継。グリッド形式の課題で、少数例からの抽象的推論とパターンの汎化を試し、課題1問を解くのに使う計算資源の効率も新たに重視する。

ARC-AGI-2の得点の推移点は各モデルの得点(241件)。破線はその時点までの最高得点。点にマウスを乗せるとモデル名と得点を表示その時点の最高得点OpenAIAnthropicGoogle DeepMindxAIDeepSeekThinking MachinesMoonshotその他0%20%40%60%80%100%202520262027得点モデルの公開日出典:Epoch AI(CC BY 4.0)・作図:AGI Hub

2026年10月1日時点のデータ。最新の得点は原文へ。

概要

ARC Prize Foundationが開発したARC-AGI-2は、Abstraction and Reasoning Corpusの第2版である。前版と同じく、システムにグリッド形式の入出力の実例を示し、背後にある変換規則を推し量って新しいテスト入力に適用させる。テストケースごとに2回の試行が認められる(pass@2)。ベンチマークは全部で1,360の課題からなり、内訳は学習用1,000と評価用360で、評価用は公開・準非公開・非公開の3つのセットに120ずつ均等に分けられている。

ARC-AGI-2は、人間には取り組みやすいまま、AIシステムにとっては大幅に難しくなるよう設計されている。元のARC-AGIで総当たりのプログラム探索によって解かれやすかった課題は除かれ、新しい課題は、記号の解釈、構成的な推論、文脈に応じた規則の適用といった弱点を狙っている。これらは、現在のシステムが表面的な視覚パターンを超えて意味を読み取ったり、相互に作用する複数の規則を同時に適用したりするのに苦労する領域である。400人を超える参加者による統制された人間のテストで、評価用の課題はどれも少なくとも2人が2回以内の試行で解けることが確認され、人間の平均スコアは60%だった。ARC-AGI-2の公開時点で、純粋なLLMのスコアは0%で、最先端の推論システムでも1桁台のパーセントにとどまった。

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非公式の日本語訳公式ページ(英語):epoch.ai/benchmarks/arc-agi-2